当社は1921年(大正10年)の創立以来、今年で100年の歴史をもつ炭化ケイ素製品のパイオニア・メーカーです。自然豊かな長野県信濃町から独自技術を世界に発信し、お客様のニーズにお応えできるよう日々切磋琢磨しながら、よりハイレベルな品質を満たすことのできるシナノランダム製品を提供しております。
当社炭化ケイ素(SiC)製品は、高硬度で耐熱性、耐久性に優れていることから、研磨材・研削材の用途だけに限らずファインセラミックス、焼結体の原料としても広く使用されております。また、熱の放熱に優れ、熱伝導率も高く、そして非常に安定した物質であることから、近年では放熱用途の材料としても注目をされております。
この度当社では、炭化ケイ素の限りない可能性を製品化していけるよう、より熱の伝達を高めた高機能製品としまして、球状のSiC製品を取り揃えました。
さらには、長年培ってきた製造技術を核として、β型高純度窒化ケイ素粉末製品も上市し、現代の多様化しているニーズに合わせた新しいモノづくりにも挑戦し続けております。
製品一覧
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物性表
製品名 | 単位 | 試験方法 | 炭化ケイ素(SiC) | 炭化ケイ素(SiC) | 炭化ケイ素(SiC) | 炭化ケイ素(SiC) | 炭化ケイ素(SiC) | β型窒化ケイ素(β‐Si3N4) |
SSC-A30 | SSC-A15 | SSC-A05 | SSC-A01 | X-12 | SSN-β1 | |||
形状 | SEM画像 | 球状 | 球状 | 球状 | 球状 | 破砕 | 破砕 | |
熱伝導率 | W/mK | 文献値 | 240 | 240 | 240 | 240 | 240 | 55 |
モース硬度 | 文献値 | 13 | 13 | 13 | 13 | 13 | 11.5 | |
電気抵抗 | Ω・cm | 文献値 | 半導性 | 半導性 | 半導性 | 半導性 | 半導性 | >1014 |
最大粒子径 | μm | レーザー回析法 | 55.2 | 40.1 | 16.5 | 8.2 | *¹ 50.8 | 11.8 |
平均粒子径 | μm | レーザー回析法 | 31.7 | 20.2 | 6.6 | 1.2 | *¹ 6.2 | 1.4 |
比表面積 | ㎡/g | BET法 | 0.3 | 0.5 | 1.1 | 3.5 | - | 4.3 |
純度 | wt% | JIS法 | 98.1 | 97.5 | 98.5 | 98.2 | 97.2 | 90.2 |
比重 | g/ml | JIS法 | 3.16 | 3.16 | 3.16 | 3.16 | 3.16 | 3.2 |
注:③物性表の各値は保証値ではなく、あくまで参考値として記入をしております。 | *1 試験方法:電気抵抗法 |